日本の家の室内

寒冷地ならミサワホーム。【南極の家】から見る実績

暖房設備がある家

ミサワホームは床暖房に定評があるハウスメーカーです。昭和43年から南極建物にかかわるようになり、南極昭和基地に派遣された専門家や研究者が暮らす場所である南極の家を建立したのがミサワホームになります。南極は日本とは気候が異なっており、家を作る際には、軽いことや木造であること、断熱性能が高いこと、何かあった時にすぐに加工することができることが条件でした。南極は誰でもすぐにいかれる場所ではないため、特別な技術を持たない人でも簡単に早く組み立てられることも条件となっており、時速200キロメートルを超えるブリザードにも耐える木質パネルを採用しています。

ミサワホームは南極の家での経験を活かし、人の命を守る空間づくりを大切にしている特徴があります。南極だけでなく新潟市などの寒冷多雪地域で寒冷地仕様のスマートハウスの実証棟も完成させており、大変研究熱心なハウスメーカーです。寒冷地に注目しているため床暖房ならミサワホームと言われるほど浸透しており、北海道では高気密高断熱の家を建て、床暖房を入れることによって冬でも快適に過ごせることが判明しています。

寒冷地仕様にすると間取りに制限があるように感じますが、ミサワホームでは3.3mほどの天井高を実現させており、開放感を持たせつつ寒冷に強くなっています。このような住宅の場合、木質パネルを採用して高性能化させており、さらにガラスはトリプルガラスの樹脂サッシを使用し、マイナス10度でも快適に過ごすことが可能です。このトリプルガラスにはアルゴンガスが入っており、より断熱性が強化され、冷たい空気が室内に入ってきません。そのため結露が発生しにくくカビなども生えにくくなっています。

また寒冷地仕様の場合、ミサワホームの一般的な住宅よりも屋根の勾配に角度を持たせており、雪が屋根に積もるのを防いでいます。それだけでなく大容量の太陽光発電システムも搭載させることができ、環境にも配慮された造りです。雪は意外と重さがあり、屋根が耐えられないことも多いのですが、ミサワホームの家はそのようなことはありません。

近年では温暖化が進み、雪が降る地域は少なくなったものの、局地的に積もることもあります。どこの地域で局地的に雪が積もるのか判断するのは難しく、一度屋根に積もった雪はなかなか取り除くことはできません。ですがミサワホームは南極での実績を生かした家を造ることが可能であり、冬であっても快適に過ごすことが可能です。