日本の家の室内

北欧住宅に特化したテーマパーク型の住宅展示場

住宅展示場は様々なハウスメーカーの住宅が立ち並び、土日になると催しものが開催されることが多いです。ですがどの住宅も連携していることは少なく、コンセプトも異なっています。子供と一緒に住宅展示場に行った場合、子供が見学に飽きてしまったりすると、ゆっくり見ることもなかなかできません。

ですが住宅展示場の中には北欧住宅を意識した子供も楽しめるような、テーマパーク型のモデルハウスがあります。このテーマパーク型のモデルハウスは大規模な郊外の団地内にあり、東急ホームがミルクリーククラストパークとして運営しています。パーク内には6棟の北欧住宅が立ち並んでおり、すべてを回ることで住宅の歴史や構造、さらには性能などがテーマパークにいるような雰囲気で学ぶことができます。

テーマパーク型であるので、6棟は異なるテーマが設けられており、宿泊体験ができる棟もあります。この棟はヨーロッパの王室風のスタイルとなっており、より豪華な雰囲気を味わうことができますし、ヴィンテージ風の住宅では歴史を一望することができます。またニューネザーランド様式ではアトリエを設置し、教室が開催されたりもしています。玄関横には花粉を飛ばすエアシャワーが設置されています。

インテリアもこだわりがあり、6棟すべて内装が異なっています。北欧住宅と通常の住宅との違いが目でわかるようにモデルハウス内には青い線が引かれるなど、工夫も大変多いです。さらにドクターズルームでは水道水と浄化水をテイスティングしたり、測定器などを用いて体感したりすることもできます。

テーマパーク型の住宅展示場は近年増えつつあり、様々な体験教室や宿泊ができるタイプのものなどがあります。その中でも北欧住宅に特化しているのがこの東急ホームです。神奈川県の藤沢にもあり、7棟すべてコンセプトが異なっています。宿泊できる棟もあるためより具体的にイメージをふくらませることができるのが魅力です。

住宅展示場は進化をしており、一つの敷地内で様々なハウスメーカーがモデルハウスを建立しているタイプのものは少なくなっています。ですが体験型テーマパークタイプのものは首都圏に多く、地方ではあまり見かけません。そのためテーマパークに行く気分で宿泊体験を行うと住宅の見学と宿泊の体験の両方を味わうことができます。子供も楽しめるタイプのものがあるので、飽きることはありません。一つの住宅だけではなく、様々な住宅を見学することにより理想の家づくりが実現します。