日本の家の室内

マイホーム購入のための情報収集の方法

マイホーム購入は情報収集が重要となります。マイホーム購入の情報収集の方法は、情報誌や新聞広告を見る、インターネットで検索をする、実際に不動産会社に赴きエリア内の最新情報を得るなどがあげられます。最初からきっちりと決めようとすると時間が多くかかり、なかなか前に進んでいきません。そのためスタートした時点ではおおまかな条件の情報を集めるようにしましょう。

おおまかとはいえ、希望条件はある程度決めておくことが大切です。検索をしたり聞いたりする前に決めておく必要があるのは、最寄り駅やエリア、価格帯や物件のタイプ、広さや間取り、構造や工法があります。物件のタイプは新築の注文住宅にするのか建売にするのか、中古でよいのか、もしくはマンションにするのか一戸建てにするのかということです。新築か中古かでも価格帯は異なってくるため、事前に考えることが大切になります。

情報収集はインターネットでの検索が簡単ですが、タイムリーな情報が載っているわけではなく、不動産会社があえて情報を載せていない場合も多いです。そのため様々な不動産会社や建築会社を訪問し、新しい物件がないかを聞いてみます。一度でも訪問しておくと希望するエリアに物件が出た場合、優先的に案内してもらえることもあります。

また情報収集は意外と時間がかかり、すぐに良い物件と巡り合えるとは限りません。マイホーム購入を漠然と考えてから、最終的に住むまでに最低でも1年半ほどはかかります。子供の成長とともにマイホーム購入を考えている場合は、ある程度前から詰めていくことが大切であり、家族同士の話し合いも必要となります。

ある程度の希望がはっきりしたら立地選びを具体的にしていきますが、一番時間がかかるのがこの立地選びです。ポイントとしては利便性と生活環境、将来的な住環境の変化はどうなのかを知ることであり、現在時点でよい環境であっても将来的に再開発する地域近くでは、住環境に変化が生じます。優先順位を定めないと立地選びが進行していかないので、どこを重要視するかを明確にしておきます。

なお土地選びでは形状や方角、地盤に注目します。土地の形状が複雑な場合、希望するように住宅を建てることが困難なケースがあり、満足のいくものになりません。地盤ではハザードマップを確認し、災害対策をしているかを見極める必要があります。土地では制限によって建てられる家の高さなどが決められているので、不安な場合は専門家のアドバイスを受けることが必要となります。